監修モンテ藤沢ビューティークリニック 院長 山下昭悟(日本美容外科学会〈JSAS〉専門医)

はじめにお読みください

クマの原因は一つではありません。ご自身のクマがどのタイプか分からない方は、まず「目の下のクマ治療の選び方」をご覧ください。原因ごとに、どの治療が何に効くのかを整理しています。 目の下のクマ治療の選び方

このようなお悩みはありませんか?

  • 「疲れている?」と言われることが多い
  • 実年齢より老けて見られる
  • メイクでクマを隠しきれない
  • 目の下のふくらみが気になる
  • 写真を撮ると目元の影が目立つ
  • 若々しく明るい印象の目元になりたい
  • 自分にはクマ取りが必要なのか知りたい

クマとは?

「クマ」とは、目の下が黒く、青く、茶色く見えたり、影ができたりすることで、疲れた印象や老けた印象を与える目元の変化を指します。
一口にクマといっても、その原因は一つではありません。
脂肪のふくらみ、皮膚のたるみ、血行不良、色素沈着、骨格など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、見た目が似ていても原因が異なれば、適した治療法も変わります。
クマを改善するために最も重要なのは、「どの種類のクマなのか」を正しく診断することです。

なぜクマはできるのでしょうか?

クマは加齢だけが原因ではありません。
生まれつき目の下の脂肪が多い方もいれば、年齢とともに脂肪を支える組織がゆるみ、前方へ突出することで目の下にふくらみや影が生じる方もいます。
また、皮膚が薄く血管が透けて見えることや、紫外線や摩擦による色素沈着が原因となることもあります。
さらに、頬のボリュームの減少や骨格によって影が強調され、クマのように見える場合もあります。
このように複数の要因が関係するため、「クマ取り」という一つの治療だけですべてのクマが改善するわけではありません。

クマの原因は3つに整理できます

原因見え方主な治療
眼窩脂肪の突出目の下の膨らみが影をつくり、暗く見える経結膜脱脂/裏ハムラ法
皮膚が薄く、眼輪筋が透けている青みがかった色として見える注入治療
皮膚そのものの色素沈着茶色っぽい色として見えるレーザー治療

※一般に「黒クマ」「青クマ」「茶クマ」といった色による呼び方をされることがありますが、当院では治療を選ぶために、原因で整理しています。

※複数の原因が重なっていることも珍しくありません。

クマ取りとは?

一般的に「クマ取り」と呼ばれる治療は、目の下のふくらみや影の原因となる眼窩脂肪を調整し、目元の印象を改善する美容医療の総称です。
代表的な治療として、まぶたの裏側から余分な脂肪を取り除く経結膜脱脂法があります。
皮膚表面を切開しないため、傷跡が目立ちにくいという特徴があります。
一方で、患者様によっては、ヒアルロン酸注入や脂肪注入、たるみ治療などを組み合わせた方が、より自然な仕上がりになることもあります。
当院では、一つの治療法に限定せず、原因に応じた治療をご提案しています。

当院では次のような点を診察しています

クマの治療では、「クマがある」という事実だけでは治療方針は決まりません。
当院では診察時に、以下のような点を総合的に確認しています。

  • クマの種類(黒クマ・青クマ・茶クマ・赤クマ)
  • 眼窩脂肪の突出の程度
  • 皮膚の厚さ
  • 皮膚のたるみ
  • 目の下のくぼみ
  • ゴルゴラインの有無
  • 左右差
  • 頬との境界
  • お顔全体とのバランス

目元だけを見るのではなく、お顔全体との調和を考えながら診断することが、自然な仕上がりにつながると考えています。

クマ取りが適している方

  • 目の下のふくらみが気になる方
  • 影による黒クマが目立つ方
  • 若い頃から目の下の脂肪が気になる方
  • 疲れて見える印象を改善したい方
  • 若々しい目元を目指したい方

※実際の適応は診察のうえで判断いたします。

クマ取り以外の治療が適している場合

次のような場合には、クマ取り以外の治療、または組み合わせ治療をご提案することがあります。

  • 茶クマが主体の場合
  • 青クマが主体の場合
  • 皮膚のたるみが強い場合
  • 目の下のくぼみが目立つ場合
  • 頬のボリューム低下が影響している場合
  • お顔全体のたるみが関係している場合

患者様によって最適な治療は異なるため、診断結果をもとに治療方針をご説明します。

リスク・副作用

クマ取りは医療行為であり、次のようなリスクがあります。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 痛み
  • 左右差
  • 一時的な違和感
  • 凹み感
  • 取り残し
  • ご希望との仕上がりの差
  • 再治療が必要となる可能性

治療前には、期待できる効果だけでなく、リスクや限界についても丁寧にご説明いたします。

山下昭悟医師の考え方

「クマ取り」ではなく、「クマを診断する」ことから始めます

近年、「クマ取り」という言葉が広く知られるようになり、施術名からご相談いただく患者様が増えています。
しかし、診察をしてみると、クマ取り以外の治療が適しているケースも少なくありません。
私は、施術ありきで治療を考えるのではなく、まず原因を見極めることを大切にしています。
目元だけではなく、お顔全体とのバランスも考慮し、自然で調和の取れた仕上がりを目指します。
必要のない施術を無理におすすめすることはありません。
患者様にとって本当に必要な治療をご提案することが、美容医療において最も大切だと考えています。

よくあるご質問

Qクマは自然に改善しますか?
A

生活習慣の改善で軽減する場合もありますが、脂肪の突出やたるみなど構造的な原因によるクマは自然に改善しにくいことがあります。

Qクマ取りですべてのクマが治りますか?
A

いいえ。茶クマや青クマなど、原因によっては別の治療が適していることがあります。

Q傷跡は残りますか?
A

経結膜脱脂法では、まぶたの裏側から手術を行うため、皮膚表面に傷跡は残りにくい治療です。

Qダウンタイムはありますか?
A

腫れや内出血が生じることがあります。回復には個人差があります。

まずは、クマの原因を知ることから始めましょう

クマは「取る」ことが目的ではありません。
大切なのは、なぜクマが目立つのかを正しく診断し、その原因に合った治療を選択することです。
モンテ藤沢ビューティークリニックでは、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添い、目元だけでなくお顔全体との調和を考えながら、自然で安全性に配慮した治療をご提案します。

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